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原澤美穂(ブルーノート・ジャパン 広報)が選ぶ “2018下半期”ベストディスク

原澤美穂
[ブルーノート・ジャパン 広報]
-PROFILE-
今年11月にオープン30周年を迎えたブルーノート東京を運営する、(株)ブルーノー
ト・ジャパンの広報を担当。

原澤美穂が選んだ3枚

1.
Kids See Ghosts
『Kids See Ghosts』

11月、LAのドジャー・スタジアムで行われた「Camp Flog Gnaw Carnival」で観た45分のライブが衝撃的で、滑稽なくらいに夢中になり、その時の快感を反芻したくて毎日聴いています。ライブでは音響機材の良さもあったのでしょうが、タイトル曲のビートと音のうねりといったら。このアルバムを大音量で聴ける環境が欲しい。

2.
Noname
『Room 25』

ポエトリーリーディングをしていたというNonameのメロディアスなラップは、とてもチャーミング。彼女がバンドメンバーたちと生み出したサウンドの素晴らしさもあいまって、深く内省的でインティメイトな雰囲気に満ちている同時に、大きな広がりと強さもあり、『Telefone』での若さと勢いとは違った魅力が。またライブを観たいです。

3.
Neneh Cherry
『Broken Politics』

ある人の葬儀へ参列した際、振り返ったら、後ろの席に笑顔のネナとイーグル・アイが。それ以来、勝手に憧れと親近感を覚えていたところ、ネナがフォー・テットをプロデューサーに迎えて新作をリリースするとのニュース。パンクで、自由で、しなやかで、軽やかで、強い。なんとかっこいい人なんでしょう。
お知らせ
新春、パット・メセニーが2つのプロジェクトでブルーノート東京に登場します!

■世界最高峰のギタリストが、現代音楽シーンで注目される2人の気鋭とともに繰り広げ
る“音の会話”
「パット・メセニー “A NIGHT OF DUOS & TRIOS” with リンダ・メイ・ハン・オウ &
グウィリム・シムコック」
2019年1月11日(金)~14日(月)
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/pat-metheny-a-night-of-duos-trios/

■世界最高峰のギタリストによる最新プロジェクト、”SIDE EYE” 東京でワールド・プレミ
ア公演
「パット・メセニー “SIDE EYE” with ジェイムズ・フランシーズ & ネイト・スミス」
2019年1月16日(水)~20日(日)
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/pat-metheny-side-eye/

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