投稿日 : 2018.12.24 更新日 : 2019.10.02
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)が選ぶ “2018下半期”ベストディスク
ピーター・バラカン
[ブロードキャスター]
-PROFILE-
1951年8月20日ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語学科卒業後、74年に来日。シンコー・ミュージック国際部入社、著作権関係の仕事に従事する。80年、同退社後、執筆活動やラジオ番組への出演などを開始。また80年から86年までイエロー・マジック・オーケストラ、のちに個々のメンバーの海外コーディネーションを担当。 84年、TBS-TVのミュージック・ヴィデオ番組『ザ・ポッパーズMTV』の司会を担当。88年、TBS-TV『CBSドキュメント』(アメリカCBS制作番組60 Minutesを主な素材とする、社会問題を扱ったドキュメンタリー番組)の司会を担当。2010年、TBS系列のニュース専門チャンネル『ニュースバード』に移籍し、番組名も『CBS 60ミニッツ』に変更。2014年3月まで司会を務める。 現在も放送番組の制作、出演のほか、執筆や音楽フェスティバルの監修なども手がける。
http://peterbarakan.net/
ピーター・バラカンが選んだ3枚
Anna Maria Jopek & Branford Marsalis
『Ulotne』
クラシックやフォークの背景もあり、ジャズ歌手とは限定できないものの、これまでアメリカなどのジャズ・ミュージシャンとの共演があるアンナ・マリア・ヨペクは今回ブランフォード・マーサリスと連名のアルバムを制作。歌と絡む時のブランフォードのソプラノ・サックスの演奏は実に美しく、2人の相性も抜群です。
David Crosby
『Here If You Listen』
70代後半に入ったデイヴィッド・クロズビーはここ数年ノリに乗っていい作品を毎年出していますが、その中でもこの新作はすごい。スナーキー・パピーのマイケル・リーグ、そして若手女性シンガー・ソングライターのベカ・スティーヴンズとミシェル・ウィリスを加えたグループとして、スタジオで作曲しながらつくったそうですが、完成度は非常に高い。