イギリス出身のシンガー/ソングライター、PJ ハーヴェイ。彼女を追ったドキュメンタリー映画『A Dog Called Money』が、ドイツ・ベルリンにて開催される映画祭「ベルリン国際映画祭 2019」にて(2019年2月7日〜17日)、プレミア上映されることが発表された。
監督をアイルランド出身の映画監督/写真家のシェイマス・マーフィーが務めた本作は、約5年ぶりに発表されたハーヴェイのアルバム『The Hope Six Demolition Project』(2016年)の制作裏を追ったもの。
本編では、ロンドンでのレコーディング風景をはじめ、コソボ共和国、アフガニスタン、米ワシントンD.C.への旅の様子などが収められている。
監督のシェイマス・マーフィーは声明で、「ポリー(ハーヴェイの本名)と私はお互いを知り、信頼し合っている。彼女がアフガニスタンなどの挑戦的な場所へ私を同行させるには十分な理由だろうし、私も彼女が“マジック”を取り戻すと信じていた」とコメント。
さらに「彼女は私を、大きな部屋へ案内してくれて、窓越しにレコーディングに関するあらゆる瞬間を見せてくれた」と本作について語っている。