現地時間1月8日から11日にかけて米ラスベガスで開催されている世界最大級の見本市「CES 2019」。パナソニック株式会社は同イベントにて、DJ文化を黎明期から支えるテクニクス(Technics)の名機「SL-1200」シリーズの最新モデル「SL-1200MK7」を発表した。
SL-1200シリーズは、1972年の発売以来オーディオ愛好家をはじめ、クラブやスタジオ、放送局などで高い評価を獲得。1979年に発売された「MK2(マーク2)」以降は、楽器のような操作性で人気を博し、当時アメリカを中心に台頭してきたディスコやクラブにおける定番機となった。2010年に生産終了となったSL-1200MK6までのシリーズ累計販売台数は350万台以上を記録している。
最新モデル「MK7」では、2016年に製品化した「SL-1200G」をはじめ、新生テクニクスの技術を用いて音質を高める一方、ボタンレイアウトやプラッターの慣性質量など、DJパフォーマンスに影響する仕様はSL-1200MK6を踏襲。
操作感は過去モデルと同様。さらに、トルク・ブレーキスピードの調整機能や逆回転再生などパフォーマンスの可能性を広げる新たな機能も搭載されているという。
プレスリリースによれば、同最新モデルは今年の夏をめどに製品化を予定しているという。
「SL-1200MK7」プレスリリース
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2019/01/jn190108-4/jn190108-4.html