投稿日 : 2019.01.29

「ジャズ・アット・リンカーン・センター」米国外で初のフェスをプロデュース

世界初のジャズの公共機関としても知られる「ジャズ・アット・リンカーン・センター(以下:JALC)」が、米国外で初めてフェスティバルをプロデュースすることが発表された。

今回、JALCがプロデュースするのは、5月5日から1週間わたってカリブ海の島国セントルシアで開催される「2019 Saint Lucia Jazz Festival」。同フェスのアート・ディレクターは、JALCのアート・ディレクターでもあるウィントン・マルサリスが務める。

ラインナップには、グレゴリー・ポーターやダイアン・リーヴスなどの米アーティストたちをはじめ、地元、カリブ海出身のアーティストたち、またJALCのレジデントであるクリスチャン・マクブライド(b)やレデシー(vo)ら5組も出演する。

2019 Saint Lucia Jazz Festival
https://eventssaintlucia.com/

2017年で初コンサート開催から30周年を迎えたJALCは、同センター30年の歴史を30曲のシングルに厳選したシリーズ『All Jazz is Modern30 Years of Jazz at Lincoln Center』を同年リリース。

All Jazz is Modern30 Years of Jazz at Lincoln Center

また昨年3月には、ボブ・ディラン、レイ・チャールズ、エリック・クラプトンなど、さまざまなゲストを迎えたJALCの特別公演を集めたアルバム『United We Swing: Best of the Jazz at Lincoln Center Galas』をリリースしている。

『United We Swing: Best of the Jazz at Lincoln Center Galas』