ヒップホップの歴史を伝えるミュージアム「The Universal Hip Hop Museum(ヒップホップ・ミュージアム)」が、発祥の地であるニューヨーク・ブロンクスに開館されることが発表された。
同計画は、ヒップホップの生誕50周年にあたる2023年開館を目処に進行しており、地元紙「amNewYork」によれば、建設予定地はサウス・ブロンクス(65 E. 149th St.)のハーレム川沿いで、今年の暮れから着工を予定。
最高責任者のひとりであるカーティス・ブロウによれば、同ミュージアムにはVRやホログラムなどの最新テクノロジーが導入され、館内ではレコーディングやグラフィティ・アートをおこなうことも可能にするという。
また同氏は、米『フォーブス』誌のインタビューで「私たちがキャリアを重ねるにつれ、ヒップホップの伝統や歴史を一箇所にまとめて、世界中の人たちが観れる場所を作るべきだと考えていた」と述べている。
「The Universal Hip Hop Museum」ウェブサイト
http://www.uhhm.org/
そのほかニューヨークでは、2020年にハーレム地区にて「Hip-Hop Hall of Fame(ヒップホップの殿堂)」の開館も予定されている。
「Hip-Hop Hall of Fame」ウェブサイト
https://www.hiphophof.tv/