投稿日 : 2019.03.25

書籍『ヨット・ロック AOR、西海岸サウンド黄金時代を支えたミュージシャンたち』発売

“ヨット・ロック”と呼ばれる音楽を紹介する書籍『ヨットロック AOR、西海岸サウンド黄金時代を支えたミュージシャンたち』が、3月22日(金)に発売された。

ヨット・ロック(Yacht Rock)とは、70年代〜80年代の「ヨットに乗るヤッピーが聴きそうな音楽」を揶揄したネーミングで、おもにスムースなソフトロック(日本でいうAOR的音楽)を指す。米動画チャンネルで公開された番組『ヨット・ロック』(2005年)を機に、全米で注目された。

本書は、ボズ・スキャッグス、スティーリー・ダン(ウォルター・ベッカー)、イーグルス(ドン・フェルダー)、ホール&オーツ(ジョン・オーツ)、TOTO(デイヴィッド・ペイチ)など、当時の名曲を作ったミュージシャン総勢53名の言葉を全23章で構成した書籍。

著者は、ローリングストーン誌、クラシック・ロック誌などに寄稿する米ジャーナリスのグレッグ・プラト氏。翻訳は、書籍『スティーリー・ダン・ストーリー』などを手掛けた奥田祐士氏が担当。また、日本語版解説にはジャーナリストの高橋芳朗氏、「ヨット・ロック・ドラマ解説」を著述家の長谷川町蔵氏が手掛けている。

『ヨット・ロック AOR、西海岸サウンド黄金時代を支えたミュージシャンたち』詳細https://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK210

なお、同書籍の連動企画第1弾として、日本初のヨット・ロックのコンピレーション『ディス・イズ・ヨット・ロック』が、ワーナーミュージックより4月24日(水)に発売される。

『ディス・イズ・ヨット・ロック』リリース詳細
https://wmg.jp/discography/20649/