今年で40回目となる米デトロイトのジャズ・フェス「デトロイト・ジャズ・フェスティバル」。その特使(Artist in Residence)に名ベーシストのスタンリー・クラークが選ばれた。
Artist in Residence(アーティスト・イン・レジデンス)とは、特定のアーティストを一定期間招聘し、その活動支援、また彼らとともに地域の文化事業を支援する制度。過去にはチック・コリア(2018年)、ウェイン・ショーター(2017年)、ロン・カーター(2016年)などが選ばれている。
任期中クラークは、デトロイトの学生たちに向けたクリニックや、9月2日の「労働者の日(Labor Day)」まで複数の公演を予定。また、4月2日にデトロイトでおこなわれる昼食会では、「Detroit Jazz Festival」の全ラインナップ発表の任を授かっている。
今年の「デトロイト・ジャズ・フェスティバル」は米現地時間8月30日(金)から9月2日(月)にかけて開催。昨年は米国内の新旧アーティストに加え、大江千里と浅葉裕文トリオの出演も話題となった。下記映像は、昨年のバッド・プラスとジョシュア・レッドマンによるパフォーマンス。