1983年に閉店した米サンフランシスコの伝説的ジャズ・クラブ「キーストン・コーナー」が、国際ジャズ・デイ(International Jazz Day)と同日の4月30日に再オープンすることが報じられた。
同クラブのオーナー、トッド・バルカンらの手により実現した今回のプロジェクト。開業地は、サンフランシスコではなく米メリーランド州ボルチモア。店名も「キーストン・コーナー・ボルチモア」と改め、同市内のランカスター・ストリート沿いにオープンする。
1972年にオープンした同クラブは、マイルス・デイビス、スタン・ゲッツ、アート・ブレイキーなど、数々の著名ジャズマンが出演し、ビル・エヴァンスが急逝の1週間前にライブ・レコーディング『Last Waltz: Final Recordings Live』を残した場所としても知られている。
今回の営業再開を受け、トッド・バルカンは以下のようにコメントしている。
「サンフランシスコにキーストン・コーナーを開業したときのミッションは、素晴らしい環境と手頃な価格で、“世界一良い音楽”を提供することでした。今も変わらないこの想いは、キーストン・コーナー・ボルチモアにおいても我々のゴールになっています」
「キーストン・コーナー・ボルチモア」ウェブサイト
https://keystonekornerbaltimore.com/