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英サックス奏者タビー・ヘイズの完全未発表アルバム発売

1950~60年代の英国ジャズ・シーンで活躍し、1973年に38歳の若さで死去したハード・バップのサックス奏者タビー・ヘイズ。彼が残した完全未発表のアルバム『ザ・ロスト・セッション 1969』が6月26日(水)に発売される。

今回の作品は、アルバム『メキシカン・グリーン』が録音された1967年から2年後の1969年に、レギュラー・カルテットとともに録音された貴重音源。

これまでもヘイズの貴重音源はいくつか発表されており、1972年のノース・ウェンブリーでのライブを収めた『Symphony: The Lost Session 1972 -With Tony Lee Trio』(2015年)や、BBCでのラジオ録音をCD化した『インタールード・フォー・ミュージック』(2016年)などが発売されている。

『Symphony: The Lost Session 1972 -With Tony Lee Trio』

15歳でプロ入りしたヘイズは、1951年にケニー・ベイカーのグループに抜擢。以来、アンブローズ楽団、ヴィック・ルイス楽団、ジャック・パーネル楽団などのビッグ・バンドを経て、1954年にロニー・スコットとの双頭バンド「ジャズ・クーリアズ」を結成。その後も米国英国の両方で活躍し、英ジャズ誌の人気投票では「年間最優秀テナー・サックス奏者部門」にも輝いた。

リリース詳細
https://www.universal-music.co.jp/tubby-hayes/news/2019-04-10-release/

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