アース・ウインド&ファイアーのボーカルとしても知られるフィリップ・ベイリーが、ジャズ界の新旧スターたちを迎えて制作したソロ・アルバム『Love Will Find A Way』を6月21日(金)に発売する。
2年の歳月をかけて制作された本作には、ベイリーと親交のあるチック・コリア(p)、スティーヴ・ガッド(ds)、クリスチャン・マクブライド(b)といった大御所/ベテランたちが参加。
さらに、カマシ・ワシントン(sax)、ロバート・グラスパー(key)、クリスチャン・スコット(tp)、ケンドリック・スコット(ds)、デリック・ホッジ(b)といった現USジャズ界を牽引する精鋭たちも多数参加している。
現在先行シングルとして、カーティス・メイフィールドの楽曲「Billy Jack」のカバーが公開中。同曲には、ロバート・グラスパーとケンドリック・スコットがフィーチャーされている。
ベイリーは、グラスパーやカマシとの出会いのエピソードを以下のように語っている。
「ロバート・グラスパーが“ジャズを一新した”という話を聞いて、彼の公演を聴きに行ったんだ。ライブの後すぐに声を掛けて何曲かプロデュースしてもらったよ」
「カマシ・ワシントンはニューオーリンズ・ジャズ・フェスティバルで観たんだ。彼から彼の父リッキー・ワシントンを紹介されたんだけど、驚いたことに、僕とリッキーは昔からの知り合いだったんだ。しかもカマシは僕の子供たちと同じ聖書学校に通っていたらしいんだ(笑)」