ドイツの首都ベルリンで、東京のジャズ喫茶やバーにフォーカスした写真展『Tokyo Jazz Joints』が6月7日から29日にかけて開催される。
同展は、東京のジャズ・シーンに関する情報サイト「Tokyo Jazz Site」を運営するJames Catchpoleと、東京で活動していた写真家Phillip Arneillによるコラボ企画。2015年の初開催以降は、北米やアジア諸国でも開催され、各国メディアからも注目を集めている。
Catchpole氏は、「このプロジェクトが始まってから、我々が撮影してきた多くのジャズ喫茶は閉店してしまった。この流れはさらに続いてしまうし、時間は迫っている。“生けるミュージアム”が永遠に消え去ってしまう前に、我々は現存するジャズ喫茶を記録していく」と述べている。
This new photography exhibition takes you inside Tokyo’s jazz joints https://t.co/34BkNO8C3N pic.twitter.com/fCDEmF2tX8
— The Vinyl Factory (@TheVinylFactory) 2019年5月16日
今回の会場は、日本のジャズ喫茶から着想したというベルリン市内のジャズ喫茶「Rhinoçéros」。店内には「B&W(Bowers&Wilkins)」の1976年製のスピーカーや、マイクロ精機の1981年製ターンテーブル、70年代のクアッド・アンプ&プリアンプが設置されている。
会期中は、ゲスト・セレクターたちによって選ばれたレコードが再生されるほか、ライブ・パフォーマンスも予定されているという。
「Tokyo Jazz Joint」詳細
http://www.tokyojazzjoints.com/rhino