去る5月21日(火)、「春の叙勲」の受章者が発表され、旭日小綬章(きょくじつしょうじゅしょう)にトランペット奏者の日野皓正が選ばれた。
受章を受け、日野は「音楽界がもらったのだと思う。僕個人は死ぬまで勉強です」「これでジャズが聴かれたり、音楽が聴かれたりして、文化が向上すればいい」などとコメントしている。
1967年の初リーダー作『アローン・アローン・アンド・アローン』をリリース以降、マスコミから”ヒノテル・ブーム”と騒がれるほどの注目を集め、以降も国内外で活躍。1989年には、日本人で初めて名門ブルーノートと契約するなど、名実ともに日本を代表するトランペッターとして今なお活躍。
また日野は、2001年には「文部科 学大臣賞」を、2004年には「紫綬褒章(しじゅほうしょう)」も受章している。