昨年夏にこの世を去った“ソウルの女王”アレサ・フランクリン。“遺書を残さなかった”とされていたが、AP通信は今月、彼女の自宅から手書きの遺書3通が発見されたことを報じた。
これらの遺書は2010年と2014年に書かれたもので、2010年に書かれた2通は鍵の掛かったキャビネット内で発見。2014年の遺書はソファーのクッションの下にあったノートブックに挟まれていたという。
これらの遺書の有効性は、6月12日に裁判所で審議にかけられる予定。詳しい内容は不明だが、2014年の遺書には、息子のカーフ・フランクリンに「遺産管理団体の代表を任せる」旨が書かれており、遺書の有効性が認められれば、同団体を揺るがす事態となるという。
団体の現代表でアレサの姪サブリナ・オーウェンは、AP通信に「中立を保ち、関与するすべての当事者が賢明な判断を下すことを願っています」という声明を発表している。