今年3月に最新アルバム『Immigrance』をリリースした米ジャズ集団スナーキー・パピーが、同作のボーナス曲「Chrysalis」を公開した。
「Chrysalis」は、アルバム制作時のセッションでレコーディングされるも、未収録になっていた曲。作曲を担当したメンバーでサックス奏者のボブ・レイノルズは、この曲が完成するまでの経緯を以下のように語っている。
「この曲はフラストレーションから生まれたんだ。レコーディングが近づいているのに上手くいかず、前日まで何も浮かばない…。そんな時、子供たちと裏庭で蝶の孵化を見たんだ。イモ虫は数週間かけて蝶になるけど、変態におけるもっとも不思議な過程は “サナギ(Chrysalis)”の中で起きていて外から見ることはできない。まるで曲作りのようだと思ってね。この蝶を放したとき、僕も曲を完成させていたんだ」
『Immigrance』の試聴はこちらから。