7月6日に亡くなったジョアン・ジルベルトを偲んで、米『ビルボード』誌が、名曲「イパネマの娘」のベストカバー15選を発表した。
アントニオ・カルロス・ジョビン作曲/ビニシウス・モラエス作詞による同曲は、1964年発表のスタン・ゲッツとジルベルトのアルバム『ゲッツ/ジルベルト』に収録された楽曲。その後発表されたジルベルトの元妻アストラッドの英語バージョンは、ビルボード誌に96週チャートイン。最高5位を記録した。
ジャズやフラメンコ、レゲエ、マリアッチなど、これまで多くのアーティストによってカバーされてきた同曲。今回選ばれた15曲には、フランク・シナトラ、ナット・キング・コール、エラ・フィッツジェラルド、オスカー・ピーターソン・トリオ、エイミー・ワインハウスらのカバーも含まれている。
■’The Girl From Ipanema’: A Tribute to João Gilberto in 15 Versions
https://www.billboard.com/articles/columns/latin/8518868/joao-gilberto-the-girl-from-ipanema-tribute-15-versions