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今秋、東京・日本橋で開催される「モントルー・ジャズ ・フェスティバル・ジャパン 2019」(以下MJFJ2019)が、第3弾となる出演ミュージシャンを発表した。これをもって同イベントの全ラインナップが出揃い、併せてチケットの一般発売もスタートしている。
10月12日(土):J.A.M
国内外で人気の高いSOIL&“PIMP”SESSIONS。同バンドのピアニスト・丈青をリーダーに、ベースの秋田ゴールドマン、ドラムのみどりんを加えたピアノ・トリオ、J.A.M。
これまでに4枚のアルバムを発表、2007、2008年とFUJI ROCK FESTIVALに連続出演するなど、SOILと並行して精力的な活動を続けてきた。
今回はMJFJの初日1バンド目に登場。ジャンルの枠を超えた”今”のジャズを、トリオという最小限の編成で描き出す。
10月12日(土):BADBADNOTGOOD
“BADBADNOTGOOD”はチェスター・ハンセン(b)、アレックス・ソウインスキ(ds)、リーランド・ウィッティ(sax)の3人を中心としたユニット。2011年の結成以来、ケンドリック・ラマー、ブーツィー・コリンズ、サンダーキャットなどと共演し、ロック、ヒップホップ、ジャズ、R&Bなど様々なシーンから注目を集めてきた。
2016年にはアルバム『IV』をリリース。ジョン・コルトレーン〜ハービー・ハンコック、ウェザー・リポートなどを現代に進化させたようなサウンドで、シーンの最前線を突き進んでいる。
10月13日(日):桑原あい
洗足学園高等学校音楽科ジャズ・ピアノ専攻を卒業。2015年にスイスで開催されたモントルー・ジャズ・フェスティバルのソロ・ピアノ・コンペティションに日本代表として出演し、クインシー・ジョーンズにも絶賛された才媛。
2017年11月にはテレビ朝日系報道番組「サタデーステーション」「サンデーステーション」のオープニング・テーマを含む『ディア・ファミリー』を発表。2018年4月よりJ-Wave「STEP ONE」のオープニングテーマを担当するなど、多岐にわたる活動を展開している。
チケットの一般発売もスタート
今回の発表に合わせて、チケットの一般発売もスタート。10月14日の指定席はすでにソールドアウトしており、他の日程にも人気が集まることが予想される。
https://www.montreuxjazz.jp/ticket
モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2019
日程 2019年10月12日(土)、13日(日)、14日(月・祝)
会場:東京・日本橋三井ホール
http://www.montreuxjazz.jp/
本誌連載の『ライブ盤で聴くモントルー』でもお馴染みのモントルー・ジャズ・フェスティバルは、スイス・レマン湖のほとりの街モントルーを舞台に、1968年より開催されてきた都市型の音楽フェスティバル。ジャズに限らず、ロック、ソウル、プップスなど様々なミュージシャンを招聘し、音楽の多様性を説いてきたことでも知られている。MJFJは本国のスピリットを継承しながら2015年に初めて東京開催。2019年からは日本橋に舞台を移し、新たな展開をみせる。