トップ・ミュージシャンによるレッスンをウェブ上で受講できる「Musician’s Creativity Lab」(以下MCL)に、新たなコースが加わった。
MCLは日本のどこにいても、受講者の都合のよい時間にレッスンを受けられる、新しいかたちのオンライン講座。アーティスト自身の監修によるレッスン動画(ビデオ・レッスン)と、MCLが認定したミュージシャンによるアドバイス動画(フィードバック・セッション)という2つのコンテンツで構成されている。ヤマハ音楽振興会がプロデュースし、インターネット環境が整っていれば、誰でもブラウザ上で受講可能だ。
2018年7月にリー・リトナー(g)、ダニエル・ホー(uku,etc)、神保彰(ds)による各コースをスタート。この7月にはミスター・ビッグ、ナイアシンなどのバンドで活躍するビリー・シーン(b)によるコースが追加された他、年内にはジャズ界のレジェンド、ボブ・ジェイムス(p)によるコースも登場する予定という。
併せて、現在展開中のコースもさらに充実していく。ダニエル・ホーのビデオ・レッスンは(現在11本配信中)9月以降に順次追加され、最終的には全28本に。神保彰のコースでは既に36本のビデオを配信中で、これをすべてマスターするには数年が必要になるという充実したもの。他のコースも、すべて一定の期間継続して受講することで徐々にレベルアップを実感できるように構成されている。また、懸念材料となる言語だが、ビデオ・レッスンはすべて日本語の吹き替えになっているので、英語が苦手な方でも安心して受講することができる。
一方「フィードバック・セッション」は、受講者がスマートフォンなどで撮影した演奏動画をMCLサイト内からアップロードすると、動画によるアドバイスが返信されるというもの。返答をくれるのは、いずれも東京やロサンゼルスで活躍するプロばかり。受講者のレベルやニーズに合わせたアドバイスが期待される。
現在「1ヶ月間のビデオ・レッスン+1回のフィードバック・セッション」を、2,300円(税別)で受講可能なスタートアップ・キャンペーンを実施中。詳細はMusician’s Creativity Labのサイトにて。