9月13日(金)に公開される俳優オダギリジョーの長編初監督映画『ある船頭の話』が、第76回ヴェネチア国際映画祭「ヴェニス・デイズ」部門に正式出品された。
ヴェネチア国際映画祭はカンヌ、ベルリンと並ぶ世界3大映画祭のひとつで、世界最古の歴史を持つ映画祭。「ヴェニス・デイズ」部門は革新性や探求心、オリジナリティー、インディペンデント精神などに優れた作品を紹介することを目的としており、同部門に長編日本映画が選出されるのは史上初のことだという。
主演を柄本明が務める本作は、オダギリジョーのオリジナル脚本を実写化した作品。橋の建設が進む山村を舞台に、川岸の小屋で船頭を続ける主人公トイチ(柄本明)の人生が、ある少女との出会いを機に変わりだすという物語。
撮影監督は映画『恋する惑星』などで知られるクリストファー・ドイル。衣装デザインは黒澤明の映画『乱』でアカデミー賞を受賞したワダエミが担当。音楽は、アルメニア出身のジャズ・ピアニスト、ティグラン・ハマシアンが務めている。
『ある船頭の話』公式サイト
http://aru-sendou.jp/