ビル・エヴァンスやスタン・ゲッツなど、数々の発掘音源を手がけるレゾナンス・レコードは、故ナット・キング・コールがキャピトル・レコード時代以前のキャリア初期に残した楽曲(約200曲)を収集。11月1日(金)にCD7枚組/LP10枚組のBOXセット『Hittin’ the Ramp: The Early Years (1936-43)』として発売する。
1940年代から1960年代にかけて数々の作品をキャピトル・レコードに残したナットだが、それ以前に録音された膨大な数の楽曲は公式記録に残されていないものも多く、その全貌は未だ明らかになっていなかった。
本作は、ナットが17歳にデビューしてからキャピトルに入るまで(1936年~1943年)の期間に焦点を当てたもので、収録曲にはこれまで世に出ていない未発表音源も含まれるという。
レゾナンス・レコードの代表ゼヴ・フェルドマンは、「レゾナンス10年の歴史でもっとも野心的なリリース」とし、本作について「我々は、これまで多くの重要なプロジェクトを手がけてきたが、この作品は、費やしたリサーチ量/資料の量、ともに別次元のものだ」とコメントしている。
■リリース詳細
https://resonancerecords.org/shop/nat-king-cole-hittin-the-ramp-the-early-years-1936-1943/