作家・村上春樹が翻訳を担当したサックスの巨匠、故スタン・ゲッツの評伝『スタン・ゲッツ―音楽を生きる―』(新潮社)が、8月27日(火)に発売された。
ジャズにとどまらず、ボサノヴァなどの新しいスタイルを常に取り入れ、半世紀近く第一線で活躍したスタン・ゲッツ。酒やクスリに溺れても、ひとたびステージに上がれば自由自在な即興が冴えわたり、どんな楽曲も美しく演奏せずにはいられない。本書は、そんな彼の音楽を愛し続ける村上春樹が「いつの日が翻訳したい」と願っていたという1996年発行の評伝。
著者は、カーター元米国大統領政権下のホワイトハウスで3年間勤務し、ディジー・ガレスピー、マックス・ローチ、ソニー・スティットなどのジャズ・コンサートのプロデュースも手がけてきたドナルド・L・マギン。
【リリース詳細】
『スタン・ゲッツ―音楽を生きる―』
ドナルド・L・マギン/著 、村上春樹/訳
発売日:2019/08/27 3,456円(税込)
https://www.shinchosha.co.jp/book/507131/?hm_20190827