2014年にチリー・ゴンザレスが発表した、ピアノ教本『Re-Introduction Etudes』。“習得しやすく、弾いて楽しい”をテーマに作曲された24のピアノ練習曲を収めたこの教則本の付属CDが、8月5日(水)にCD作品としてリリースされる。
子供の頃にピアノを習い始めたものの、残念ながら途中で断念した人は多いだろう。ピアノを習得するには、覚えることや理解することが山ほどあり、人はそれに圧倒されて怯んでしまう。子供たちにとっても、また興味を持った大人にとっても、その負担は大きい。だが何より問題なのは、ピアノ初心者が習うレパートリーの多くが、陳腐で聞くに堪えないような、弾いていて全く楽しくないものが多いということ。チリー・ゴンザレスはこの『Re-Introduction Etudes』を通じて、ピアノを諦めた人たちに弾くことの楽しさを取り戻してくれる。本ピアノ練習曲集に収められているのは、ダフト・パンクやフェイスト、ドレイクなど彼がこれまでにコラボレートしてきたアーティストから、エリック・サティ、 ニーナ・シモン、チェット・ベイカー、プリンスといった偉大な音楽人、さらにはスティーブ・ジョブス、M.C.エッシャー、オバマ大統領らに“捧げる”というコンセプトのもと、ピアノを諦めた人々が音楽の謎を解き明かせるように特別に作曲されたものまで、弾いていて楽しい全24曲を収録している。
これらの楽譜は、付属のダウンロードコードより、Kindle対応 の.mobiおよびiBook、Android対応の.epubにて入手可能(iPadや Kindle等に対応)。