ARBAN

白濱 優(キャラメルポップコーン/お笑い芸人)【私のレコード初体験は…】

白濱優
白濱 優(キャラメルポップコーン)
福岡在住の女性コンビ=キャラメルポップコーンとして活動。 太田プロダクション所属。FBS福岡放送『めんたいワイド』のコーナー「キタ級遺産」にレポーターとして準レギュラーで出演。太田プロ福岡のお笑いライブ「WaLatte」や演劇作品『ドブ恋九州』などにも出演中。
キャラメルポップコーン公式ページ:https://www.ohtapro.co.jp/talent/caramelpopcorn.html
Twitter  
Instagram

色褪せているのも魅力的

——いつ、どんなきっかけでレコードと出会いましたか?

2年前に他界した父から譲り受ける形で、本格的にレコードを持ち、聴くようになりました。

——アナログレコードのどんなところに魅力を感じる?

臨場感のある独特な音の出方や、パッケージのレトロ感が可愛くて好きです。また、父のコレクションは古くて40年くらい前の物からあるので、色褪せているのも味が出ていて魅力的です。

——初めて聴いた一枚は?

山下達郎さんの『RIDE ON TIME』です。初めて聴いた1曲は、父が「悩んでいる時や悲しい事があった時によく聴くんだ」と話してくれた、「いつか」という曲です。

——いま何枚くらい持っていますか? 

 父が学生時代にコレクションしていたものが主ですが100枚くらいあります。ビートルズ、山下達郎さん、大瀧詠一さんをよく聴いています。

私のやってきたことは正しかった

——レコードの情報はどこで入手していますか? 

レコード屋さんのTwitterInstagramでチェックしています(ここは現代ですね。笑)。あとは、ジャズ好きの芸人の先輩とレコードバーに行っています。

——同世代の女性(知人・友人)でレコードを聴いている人はいますか?

「いい趣味だねー」とは言ってくれますが、あまり共感されません。もっと広めたいです‼︎

——いまではどんな音楽でもデジタル(ネット経由)で聴けますが、あえてアナログレコードを選ぶ理由は?

「アナログなレコードは、場所を取るから」と批判されても、私はレコードの存在感に魅力を感じているので、CDやデータとは別で持ち続けます。

去年いきものがかりさんのアルバム『レコー丼』の試聴会に行かせてもらったのですが、そこでも音の良さに感動したのと「あの、いきものがかりさんが今、レコードを出すという事は…。やっぱりレコードは間違いないんだ!」と感銘を受けました。「私のやってきたことは正しかった」と勝手に思っています(笑)。頑張って働いて『レコー丼』‼︎ いつか絶対に買います!

——聴くときに使っている機材を教えてください。

知人から譲り受けたものですが、このレトロなデザインが可愛くてお気に入りです。KOIZUMIのクラシックシリーズ(注1)と聞いています。

注1=KOIZUMIクラシックシリーズ SAD-9800/M

——お気に入りの一枚を教えてください。

山下達郎さんの『RIDE ON TIME』。父の事を思い出す日には必ず聴きます。そんな日はきっと父が「聴きたい」と言っているような気がするので、レコードはずっと持ち続けます。

ARBANオリジナルサイトへ
モバイルバージョンを終了