投稿日 : 2019.10.25

世界的な原材料不足でカセットテープの生産が停滞

カセットテープ

現在、アナログレコードとともに日本でも人気が再燃しているカセットテープだが、(一般的な)磁性材料として使用される「ガンマ酸化鉄」の世界的な不足により、生産が滞っていることを米誌「Pitchfork」が報じている。

米国最大のカセットテープ製造会社「National Audio Company」(以下:NAC)によれば、ガンマ酸化鉄を精製する唯一の工場が今年に入って改修工事に入ったため、材料が少量しか供給されず、カセットテープの生産に支障をきたしているのだという。

NACは、「年内には通常に戻したい」という意向を示している。