投稿日 : 2019.12.06
須永辰緒(DJ/プロデューサー)が選ぶ 2019年ベストアルバム
MENU
Sunaga t experience =須永辰緒によるソロ・ユニット含むDJ/プロデューサー。 DJプレイでは国内47都道府県を全て踏破。また各国大使館と連動して北欧諸国=日本の音楽交流に尽力、欧州やアジア、アメリカなど世界各国での海外公演は多数。 MIX CDシリーズ『World Standard』は12作を数え、ライフ・ワークとも言うべきジャズ・コンピレーションアルバム 『須永辰緒の夜ジャズ』は20作以上を継続中。国内や海外レーベルのコンパイルCDも多数制作。国内外の多数のリミックスワークに加え自身のソロ・ユニット”Sunaga t experience”としてアルバム5作を発表。アナログ啓発活動としてヴァイナルのみのリリース・シングルなども続く。現在STE名義6枚「Suomenlinna」を発表。多種コンピレーションの監修やプロデュース・ワークス、海外リミックス作品含め関連する作品は延べ210作を超える。加えて企業ブランディングや商品開発、音楽や料理などの著作、連載も多数手がける。
AUGUST GREENE
『AUGUST GREENE』
渋谷タワーレコードの新譜CDコーナーでリリースを知って即買いし、程なくアナログ化されるまではCDJでプレイしていた。僕がですよ!? どの現場に行ってもターンテーブルしか準備されていないのに。そんな訳でプレイできない期間が歯痒かった。コモン、グラスパー、カリーム・リギンスというオールスターによる2019年の金字塔的な作品。あと10年はプレイできる。
ASHLEY HENRY
『Beautiful Vinyl Hunter』
現場で素早く目当ての曲に辿り着くために多くのDJはセンターレーベルのクレジットに直径1センチ程度のカラーラベリングテープを貼ります。なんとこのアルバムにはそのステッカーが6曲分、6枚も貼ってある。場面場面でプレイしたい曲が15曲中6曲もあるということ! そんなアルバムってストレイ・キャッツ以来かも知れない(笑)。我々ジャズDJにとって重宝されたアルバムという意味では年度を代表する内容にも相応しいと言える。
AMERIGO GAZAWAY
『The Misseducation of Eunice Waymon』
ニーナ・シモンの代表曲をローリン・ヒルは積極的にカバーを続けていて、例えば『NINA REVISITED a Tribute NINA SIMONE』というアルバムでも、米を代表するR&Bシンガーを集めたトリビュート盤でも5曲を担当している。このアルバムはシカゴの天才マッシュアッパー、アメリゴ・ギャザウェイが両者の曲に加えてナズやフージーズなどのラッパーも起用し、縦軸を基準に縦横無尽の再構築に成功している。’20年代も目前、こういったアプローチは必然なのである。
須永辰緒さんが音楽監修を手がける「銀座のジャズなど。」をテーマにした話題のナイトスポット『EXBAR TOKYO』がオープン!
極上の料理に上質な空間を楽しめるファインダイニングエリアと、ゲームや音楽などのエンタメ要素に触れながら食事とお酒が楽しめるガストロパブエリアのふたつのエリアで構成される「食と遊が融合」した新店舗「EXBAR TOKYO(エクスバー トーキョー)」の総合音楽プロデューサーに須永辰緒が就任した。
食事をしながら誰もが楽しめる体験型ゲーム、スポーツ観戦やイベントを盛り上げる迫力の大画面モニター、JAZZを中心としたサウンドに、DJやミュージシャンによるライブパフォーマンスなど、今までになかったゲーム×BAR×ミュージック、クラブが融合した「EXBAR TOKYO」は、2020年を迎える東京・銀座の大人たちの新たなナイトスポットとなるだろう。
■施設名称:EXBAR TOKYO
■所在地:東京都中央区銀座8-2-1 ニッタビル8階
■施設面積:約512.16平方メートル
(ガストロパブ100名収容、 レストラン66席)
■営業時間(予定):日~木 17:00~24:00
金・土・祝前日 17:00~27:00(定休日:無し)
■公式サイト:https://exbar.jp/