マイルス・デイビスの1970年のライブとスタジオ録音を組み合わせた2枚組アルバム『ライヴ・イヴル』がSA-CDマルチ(4ch)ハイブリッド盤で来年1月22日(水)に発売される。
1971年11月に世界発売された『ライヴ・イヴル』は、1970年12月19日におこなわれたワシントンD.Cのセラー・ドアでのライブ録音と、同年2月と6月のスタジオ・テイクで構成された作品。
専用オーディオ・システムの撤退により、クアドラフォニック盤(4chミックス)がどんな音だったのかは謎に包まれたまま。今回、数十年の時を経てその音源が約半世紀ぶりに蘇る。
本作の参加メンバーには、チック・コリア、ハービー・ハンコック、ジョー・ザヴィヌル、デイヴ・ホランド、ロン・カーター、ゲイリー・バーツ、ウェイン・ショーターなど、そうそうたるメンツがクレジットされ、プロデュースはテオ・マセロが手がけている。
さらに、若き日のジョン・マクラフリンやジャック・ディジョネット、マイケル・ヘンダーソン。ブラジル音楽界の鬼才エルメート・パスコアール。ほか、マイルスをして「過去共演した中で最もすごかった奴はキースだ」と言わしめた20代半ばのキース・ジャレットも参加している。
【リリース詳細】
マイルス・デイビス
『ライヴ・イヴル』SA-CDマルチ・ハイブリッド・エディション
2020年1月22日発売/完全生産限定盤/日本独自企画
品番:SICJ10012〜3 (2枚組ハイブリッド・ディスク)
定価:5000円+税
http://www.sonymusic.co.jp/artist/MilesDavis/discography/SICJ-10012