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ClubQuattroQuattroLaboいつか常連になりたいお店カフェ&ダイニングクアトロラボミュージックカフェミュージックバーよい音楽で、より素敵な時間をレコードカフェレコードバー吉祥寺
投稿日 : 2016.03.22 更新日 : 2020.11.25
取材・文/木村 亮介、ARBAN編集部 写真/SOSHI SETANI
ライブハウスのCLUB QUATTROが提案する新しいお店として、2014年11月、吉祥寺にオープンしたQUATTRO LABO(東京都武蔵野市)。壁一面に納められた5,000枚以上のレコードと大迫力のウッドスピーカーを擁するカフェ&ダイニングバーが見出した音楽の楽しみ方とは。
1988年、渋谷にオープンしたCLUB QUATTRO。その後、名古屋、広島、梅田にも同店を構えるなど、日本を代表するライブハウスへと成長したCLUB QUATTROが新たにオープンしたのはミュージック・カフェ&ダイニングバーだ。
「当時、ライブハウスに足を運んでいた40歳、50歳の方々にもう一度音楽を楽しんでもらえる場所を提供したかったんです。お客さんのなかに眠っていたあの頃の音楽が、ここでまた芽生えたら嬉しいですね」(スタッフ松野さん)。
ライブハウスへ足を運ぶ機会が少なくなった人たちが音楽への楽しみを再発見できる特別な空間。都心でありながら、のんびりとした時間が流れる吉祥寺にオープンしたのも、ホッとできる場所でゆっくりと音楽を楽しんでもらいたいという願いからだという。
店舗ロゴにも使用されているQUATTRO LABOを象徴する存在が、バーカウンター奥に設置されているスピーカーだろう。東京都福生市に住む70歳のスピーカー職人、Haruo Nomuraさんによるハンドメイドのウッドスピーカーを目当てに訪れるお客さんも少なくない。
「自宅にあるレコードと同じものをこのスピーカーで聴きたいというリクエストもよくあります。普段聴いている音とは違う聴こえ方を体験できるので、新しい発見があるんですよ」(スタッフ松野さん)。
また、近年のレコードブームもあり、アナログ盤で音楽を聴いてみたいという若いお客さんも増えているのだとか。5,000枚を超えるアナログレコードからリクエストも受け付けており、訪れるお客さんとコミュニケーションを取りながら音楽をセレクトしているようだ。
古いミュージックバーとは違い、アーバンでスタイリッシュな店内。暗いイメージはなくカジュアルな雰囲気なので幅広い年齢層で楽しめる。女子会なども頻繁におこなわれているとか。
壁一面にぎっしりと納められたレコードの数々。60~70年代のアメリカンロックを中心に、ジャズやソウルまで5,000枚以上が並ぶ。なかには、ザ・バンドの『Music From Big Pink』(1968年)、ライ・クーダーの『Ry Cooder』(1970年)、ダン・ペンの『Nobody’s Fool』(1973年)など、なかなか手に入らないレア盤も。
平日の夜に訪れたお客さんが、週末のランチで家族を連れてやってくることもしばしば。音楽だけでなく、1週間ごとにメニューが替わるランチプレートや、飲み放題付きのお得なディナーコース(スタンダードコース/スペシャルコース)が用意されているのも人気の理由。瀬戸内レモンを使ったレモネード風のレモンサワー、金萱茶(きんせんちゃ)を使用したウーロンハイなど、ドリンクメニューにも工夫が。そんな、こだわりあるお酒や料理を楽しみながら、あの頃の音楽を楽しむ。ここを訪れることで、今まで気づくことのなかった新たな音楽体験ができるかもしれない。
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