マーケティング・リサーチ会社「ニールセン(Nielsen)」は、2010年代に米国で“最も売れたアナログレコード”を発表。その1位が、ビートルズの『Abbey Road』(1969年)であることが分かった。
同作は、昨年9月に50周年記念エディションが発売されており、英国チャートで50年ぶりに1位を獲得したことが話題となった。また同作のアナログレコードは、2019年に米国で最も売れたアナログレコードにもなっている。
ニールセン社の調査によれば、2010年代に売れたアナログレコードの上位10タイトル中8タイトルは、ピンク・フロイドやボブ・マーリー、マイルス・デイビスといった過去の名盤であったという。
このほか、ストリーミング再生が最も多かったのは米ラッパーのドレイク。最も売れたアルバムはアデルの『21』。最も売れたシングルは、ブルーノ・マーズとマーク・ロンソンの「Uptown Funk!」だったという。
Top 10 LP Vinyl Albums of the 2010s:
01. Beatles: Abbey Road (558,000)
02. Pink Floyd: Dark Side Of The Moon (376,000)
03. Various Artists: Guardians of the Galaxy OST (367,000)
04. Bob Marley & the Wailers: Legend (364,000)
05. Amy Winehouse: Back to Black (351,000)
06. Michael Jackson: Thriller (334,000)
07. Beatles: Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (313,000)
08. Fleetwood Mac: Rumours (304,000)
09. Miles Davis: Kind of Blue (286,000)
10. Lana Del Rey: Born to Die (283,000)