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日本時間1月27日(月)に米ロサンゼルスの「ステイプルズ・センター」で開催された「第62回グラミー賞」の授賞式。その全受賞者が発表された。
【グラミー賞公式サイト】
https://www.grammy.com/grammys/news/2020-grammy-awards-complete-winners-list
ビリー・アイリッシュが史上最年少で主要4部門制覇
注目は、「Record of the Year」「Album of the Year」「Best New Artist」「Song of the Year」の主要4部門すべてを史上最年少(18歳)で制覇したビリー・アイリッシュ。これに加え、「Best Pop Vocal Album」も受賞し、今年の最多5部門に輝いた。
ブラッド・メルドー初のグラミー
ジャズ部門でもっとも注目度が高い「Best Jazz Instrumental Album」は、ブラッド・メルドーの『Finding Gabriel』が受賞。これまで9度ノミネートされるも無冠だったメルドーだが、10度目にして初のグラミーに輝いた。
チック・コリアは23度目の受賞
「Best Latin Jazz Album」は、巨匠チック・コリアとそのバンド、ザ・スパニッシュ・ハート・バンドの『Antidote』。コリアは、今回で通算23度目の受賞となる。下記映像は、プレミア・セレモニーで披露されたパフォーマンス。
エスペランサ・スポルディングは4度目。ジェイコブ・コリアーは2部門を受賞
「Best Jazz Vocal Album」はエスペランサ・スポルディングの『12 Little Spells』。話題を呼んだ2011年度の「Best New Artist」を含め通算4度目、7年ぶりのグラミー。ジェイコブ・コリアーは「Best Arrangement, Instruments and Vocals」と「Best Arrangement, Instrumental or A Cappella」の2部門に輝いた。
挾間美帆は受賞ならず…
「Best Large Jazz Ensemble Album」は、ブライアン・リンチ・ビッグ・バンドの『The Omni-american Book Club』が受賞。同部門にノミネートされていた挾間美帆は、惜しくも受賞には至らなかった。
会場ではコービー・ブライアントの追悼も…
また、奇しくもグラミー授賞式と同日の現地時間1月26日(日)、ロサンゼルス・レイカーズで活躍したバスケットボール界のスーパースター、コービー・ブライアント(41歳)の訃報が舞い込んだ。授賞式では、アリシア・キーズなど多くの参加者が彼に追悼の意を表し、会場であるレイカーズの本拠地「ステイプルズ・センター」の外は、コービーの死を悲しむファンたちで埋め尽くされた。