米トランペット奏者のウィントン・マルサリスが、自身が監督・指揮する15人編成のビッグバンド「Jazz At Lincoln Center Orchestra(JLCO)」用にウェイン・ショーターの歴史的10曲をアレンジ。その演奏を収めたCD2枚組のライブ作『Music Of Wayne Shorter』が1月31日(金)に発売された。
この音源は、2015年5月にニューヨークの「Jazz At Lincoln Center (以下:JALC)」で3夜に渡っておこなわれたコンサートを収めたもので、当日は、ウェイン・ショーター本人もメイン・ゲストとして参加。
本作のライナーノーツ(英語版)はJALCでレジデントを務める米ベーシスト、クリスチャン・マクブライトが執筆。以下のコメントは、ライナーノーツから抜粋。
「2002年にダン・ハーグでウェイン・ショーター・カルテットの一員として演奏したんだけど、リハーサルの予定があまり確保できず、凄く不安だった。到着を知らせるためにホテルにいた彼にすぐ電話してその不安を率直に伝えたところ、彼はこう言ったんだ」
『確か、コメディの大ファンだったよね。じゃあ、そういう感じでやろうか。僕にちょっとしたコメディをやってくれれば良いのさ』
「ウェインから学んだのは、強い想像力(プラス経験値)があるなら、想定外の領域というのは、怯えるべきものではなく、楽しむべきものなんだってこと」
【リリース詳細】
Jazz At Lincoln Center Orchestra
『Music Of Wayne Shorter』
発売日:1月31日(金)
https://tower.jp/item/5008055/Music-of-Wayne-Shorter
【トラックリスト】
1. Yes or No
2. Diana
3. Hammer Head
4. Contemplation
5. Endangered Species
6. Lost and Found
7. Armageddon
8. The Three Marias
9. Teru
10. Mama G