ジャズの歴史的名盤として知られる、マイルス・デイビス『カインド・オブ・ブルー』(1959年)。米ジャズ誌「JAZZIZ Magazine」は、同作の収録曲をジャズ界の巨匠たちがカバーした5曲を収集。そのプレイリストが公開されている。
ギタリストのジョージ・ベンソンによる「So What?」。ヴォーカリーズ(注)の創始者ジョン・ヘンドリックスの「Freddie Freeloader」。現代ジャズ界屈指のオルガン奏者ジョーイ・デフランセスコによる「Blue In Green」。
注:歌のないインストゥルメンタル曲に歌詞をつけて歌うこと
さらにチック・コリア(p)、パット・メセニー(g)、ジャック・ディジョネット(ds)という豪華3名による「All Blues」。2017年に死去したジョン・アバークロンビーによる「Flamenco Sketches」を所収。