米「スミソニアン博物館」が所有する約280万点のデジタル・コレクションがパブリック・ドメインとして解放。オンラインで「Smithsonian Open Access」にアクセスすれば、誰でも自由にダウンロードや使用、変換、共有ができ、あらゆる目的に使用できる。
スミソニアン学術協会が運営するスミソニアン博物館は、米ワシントンD.Cとその周辺にある博物館群の名称で、科学・産業・技術・芸術・自然史など19の博物館と教育研究機関の集合体。
このコレクションには、同博物館と研究所、アーカイブ館、図書館、国立動物園が保有する2D画像から3Dスキャンまで、芸術・科学・歴史・文化・技術・デザインなど多岐にわたる分野のコンテンツが含まれている。
「世界中で学んでいる人々の適切な情報源になることが我々のキーとなるミッションです」と語るのは、同館のデジタル・プログラムの役員エフィ・カプサリス氏。
「このコレクションを利用して人々がどんなことをするのか想像もできません。我々は、驚く準備はできています」
「Smithsonian Open Access」
https://www.si.edu/openaccess