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パリのおすすめジャズクラブ一挙紹介
ジャズ “第二の故郷” ともいえるフランス。1930年代にはジャンゴ・ラインハルトに代表される「ジャズ・マヌーシュ」といった独自のスタイルを生み、50年代にはアメリカのジャズとも盛んに交流。今日においても独自のジャズ文化を築いている。ここでは、そんなフランスの首都パリの中でも歴史ある有名店を中心に紹介。
ホテル併設の老舗クラブ──
ジャズ・クラブ・エトワール(Jazz Club Etoile)
パリ市内のホテル、ルメリディアン・エトワール(Le Méridien Etoile)内にある1975年創業のジャズクラブ。近年はヴィンテージとモダンが融合した内装にリフォームされ、地元ミュージシャンはもちろん世界的ミュージシャンによる演奏も楽しめる。過去にはディジー・ガレスピーやB.B.キング、キャブ・キャロウェイなども出演していた老舗店だ。
(火曜〜木曜)7:30PM〜 (金曜・土曜)8:30PM〜
【料金目安】
(火曜〜木曜)食事付きなら入場無料(€26〜€40)/食事無しなら(€8〜)
(金曜)食事付きなら入場無料(€26〜€40)/食事無しなら( €10〜)
(土曜)最初の食事付きで(€32〜)
【ドレスコード】
スマート・カジュアル
【テーブル予約】
レストランは予約不可。座席の予約は電話かメールでの対応となるようだ。
【公式サイト】(一部英語表記あり)
https://www.jazzclub-paris.com/
【アクセス】
Jazz Club Etoile
■住所:81 Boulevard Gouvion Saint-Cyr Cedex 17, Paris, 75848
■電話:331-406-83042
■Email: jazzclub.etoile@lemeridien.com
■最寄駅:Gare de Neuilly – Porte Maillot 駅(ヌイイ=ポルト・マイヨ駅)
プリンスも愛した名店──
ニュー・モーニング(New Morning)
パリ10区の旧印刷工場の中にあるジャズクラブ。創業は1981年。ガレージのような内装で約500人を収容可能。ジャズをはじめ様々なジャンルの公演がおこなわれている。初期のコンサートにはアート・ブレイキーやスタン・ゲッツ、チェット・ベイカー、デクスター・ゴードンといった錚々たる顔ぶれも出演し、故・プリンスも「パリのお気に入りの場所」として幾度も出演している。
9:00PM〜 ※公演によって変動
【料金目安】
€10〜€30 +ドリンク/軽食 ※公演によって変動
【ドレスコード】
なし
【チケット購入・予約】
当日券もあるようだが、人気公演は長時間並ぶことも。予約を取る場合は下記公式サイトの「RESERVEZ」→「TICKETING」から購入可能。一部英語表記もあるが基本的にはフランス語なので翻訳サイトの利用がオススメ。
【公式サイト】(一部英語表記あり)
https://www.newmorning.com/
【アクセス】
New Morning
■住所:7-9 Rue des Petites Écuries, 75010
■最寄駅:Château d’Eau 駅(シャトー・ド駅)
“ジャズ通り” 最古のジャズクラブ──
サンセット/サンサイド(Sunset/Sunside)
ロンバール通り(通称:ジャズ通り)に1983年に出店した、パリを代表するジャズクラブのひとつ。地下はサンセット、地上はサンサイド(2001年オープン)という2つのホールに分けられ、それぞれ趣向の違うジャズを楽しめる。パリジャンや観光客にも人気のスポットで、第一線で活躍する有名ミュージシャンはもちろん地元の気鋭プレーヤーの演奏も楽しめる。
8:30PM〜 ※公演によって変動
(日曜)4:00PM〜 ※子供と楽しめるジャズライブを€10で実施
【料金目安】
€20〜€30 +ドリンク/軽食 ※公演によって変動
【ドレスコード】
なし
【チケット購入・予約】
当日券あり。下記公式サイトでチケットも購入もできるようだが表記はフランス語のみ。購入を希望する場合は翻訳サイトの利用がオススメ。
【公式サイト】(フランス語のみ)
https://www.sunset-sunside.com/
【アクセス】
Sunset Sunside Jazz Club
■住所:60 Rue des Lombards, 75001 Paris
■電話:+33 1 40 26 46 60
■最寄駅:Châtelet 駅(シャトレ駅)
古き良き空気漂う老舗クラブ──
ル・ベゼー・サレ(Le Baiser salé)
サンセット/サンサイドと同じくロンバール通り(ジャズ通り)に1983年にオープンしたジャズクラブ。1階はテラス席とバーカウンター、奥の階段を上がると2階は50名ほどが入れるジャズスペースになっている。安価で地元の音楽ファンにも長く愛される人気スポットだ。海外の有名ミュージシャンや地元の若手も積極的に起用し、若き日のリチャード・ボナやアンジェリーク・キジョーなども出演していたとか。
7:00PM〜 9:00PM〜 ※公演によって変動
【料金目安】
€10〜€30 (公演/ドリンク/食事代)
【ドレスコード】
なし
【チケット購入・予約】
ドリンク代を払えば無料で入場も可能。公演によって座席予約もできる。下記公式サイトから予約は可能だが、表記はフランス語のみなので購入を希望する場合は翻訳サイトの利用がオススメ。
【公式サイト】(フランス語のみ)
https://www.lebaisersale.com/
【アクセス】
Le Baiser salé
■住所:58 Rue des Lombards, 75001 Paris
■電話:+33 1 42 33 37 71
■最寄駅:Châtelet 駅(シャトレ駅)
若手ジャズマンも憧れるパリの名店──
デュック・デ・ロンバール(Duc des Lombards)
ロンバール通り(ジャズ通り)に1984年に創業された老舗ジャズクラブ。2階席を含めても100席ほどの小規模クラブだが、その分プレーヤーとの距離も近い。上記のサンセット/サンサイドやル・ベゼー・サレよりも重厚な雰囲気が漂う人気スポット。地元の若手たちが出演を夢見る場所でもある。パリのラジオ局「TSF JAZZ」とも提携し、コンサートの生中継が行われることもあるという。
7:30PM〜 9:45PM〜 ※公演によって変動
【料金目安】
€20〜€40 + ドリンク/軽食 ※学生割引あり
【ドレスコード】
なし
【チケット購入・予約】
当日入場も可能。予約を取る場合は、下記公式サイトから希望公演の日時を選択して予約画面に進む。表記はフランス語のみなので購入を希望する場合は翻訳サイトの利用がオススメ。
【公式サイト】(フランス語のみ)
https://ducdeslombards.com/
【アクセス】
Duc des Lombards
■住所:42 Rue des Lombards, 75001 Paris
■電話:+33 1 42 33 22 88
■最寄駅:Châtelet 駅(シャトレ駅)