来月に公開を予定していた映画『007』の最新作『ノー・タイム・トゥ・ダイ』が、新型コロナウイルス拡大を受けて公開延期を発表した。
コロナウイルスの影響でハリウッド映画の公開が延期されるのは今回が初めてのこと。同映画の公式SNSでは「全世界の映画興行における状況を検証し、熟慮を重ねた結果」としている。
『007』シリーズの25作目となる本作は、5度の主演を務める俳優ダニエル・クレイグの“ジェームズ・ボンド卒業作”としても注目されていた作品。また、史上最年少でグラミー主要4部門を制覇したビリー・アイリッシュが同作の主題歌「No Time To Die」を担当したことでも話題を呼んでいた。
公式SNSによれば、英国での延期後の公開予定は11月12日。各国の公開日は後日発表されるという。
MGM、ユニバーサル、本作のプロデューサーであるマイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリは、全世界の映画興行における状況を検証し、熟慮を重ねた結果、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開を2020年11月まで延期することを決定致しました。 pic.twitter.com/i4z0ByV39u
— 映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公式 (@007movie_JP) March 5, 2020