ジャズ・ドラマーのジョージ大塚(本名:大塚敬治)が3月10日(火)、東京都杉並区の病院で亡くなった。82歳だった。
1950年代、サックス奏者の渡辺貞夫が率いる「コージーカルテット」でプロとしての活動をスタート。1965年には自身のトリオ「ジョージ大塚トリオ」で人気を博し、70年代にはジョージ大塚クインテットやフュージョン指向のグループ「マラカイボ」を結成。ロイ・ヘインズやジャック・デショネット、ジョン・スコフィールドといった海外の著名ジャズ・ミュージシャンとも活動をともにするなど、国内外でも活躍した。
また、多くの後進を育てたことでも知られ、2018年には日本ジャズ協会から「ジャズ協会長賞」を受賞した。なお、葬儀・告別式は近親者で執り行い、後日、お別れの会が開かれるという。喪主は長男・敬一氏。