離れていても自宅などから複数人で音楽セッションができるヤマハのオンライン遠隔合奏サービス「SYNCROOM（シンクルーム）」。2020年６月頃の正式公開に先駆け、同サービスとほぼ同等の機能を持つというベータ版「NETDUETTO β2 」が公開された。
SYNCROOMは、インターネット回線を介して複数のユーザー同士（最大５拠点）でオンラインセッションが楽しめるサービス。メトロノームや録音機能なども装備されており、パソコンにアプリケーションをインストールしユーザー登録を行うことで、無料で使用することができる。
■「SYNCROOM」公式サイト
https://syncroom.yamaha.com/
一定の音声遅れが生じる一般的なIP電話や遠隔会議システムに対し、SYNCROOMでは、ヤマハ独自の技術により遠隔地間でも違和感をほとんど感じることがないという。
なお、現在提供されている「NETDUETTO β」および「NETDUETTO β2」は、2020年秋頃にサービスを終了。SYNCROOMとしてリニューアルされるという。
【告知】「NETDUETTO β」「NETDUETTO β2」は、ヤマハ公式オンライン演奏サービス「SYNCROOM」（シンクルーム）としてリニューアルすることが決定致しました！
※公開は6月頃を予定しています。詳細は決まり次第、当アカウントおよび当社ウェブサイト等にてお知らせ致します。https://t.co/mJkzJCoQsK— ヤマハ NETDUETTO(ネットデュエット) (@yamahaNETDUETTO) April 9, 2020
以下はヤマハからのメッセージ。
「新型コロナウイルスの感染拡大により多くの活動が制限される中、当社のサービスがご自宅等から安心して合奏を楽しむ一助となり、日常を少しでも明るいものに変えるきっかけとなればと考えています」