世界初のジャズ公共機関である米ニューヨークの「ジャズ・アット・リンカーン・センター(JALC)」が毎年4月に開催する祭典が、4月16日(木)午前8時30分にオンラインで生配信。現在、そのアーカイブ映像が公開されている。
本来、JALCでおこなわれるはずだった同祭典は、新型コロナウイルスの影響で中止となった。今回のオンライン・コンサートは、『Worldwide Concert for Our Culture』と題して各ミュージシャンの自宅から配信。アメリカをはじめ、ブラジル、ロシア、キューバ、日本、ベルギー、イタリア、スペイン、パキスタン、ドイツ、南アフリカ、計11カ国のミュージシャンたちが参加した。
ラインナップは、米トランペット奏者のウィントン・マルサリス率いるビックバンド「JALC・オーケストラ」をはじめ、米シンガーのダイアン・リーヴスやセシル・マクロリン・サルヴァント、キューバのピアニスト=チューチョ・バルデス、ドイツのWDRビッグバンド、日本からはピアニストの小曽根真が参加している。