ヤマハミュージックジャパンは、新日本空調株式会社の協力のもと、管楽器や鍵盤ハーモニカなど、息を吹き込む楽器を演奏したときの飛沫の飛散状況を可視化する実験を実施。その実験映像が公開されている。
この実験は、吹奏楽部の活動・器楽学習の再開に向けて実施された取り組み。くしゃみや発声を比較対象に、フルート、アルトサックス、トランペット、ソプラノリコーダー、鍵盤ハーモニカという、発音方式の異なる4つの楽器群の中から、演奏時の飛沫の飛散距離や左右への広がりなどを観測している。
〈実験概要〉
〈発音源付近のズーム〉
〈飛沫の距離〉
〈飛沫の左右の広がり〉
実験の詳細および結果は、上記の実験動画とともに、下記ヤマハ公式ウェブサイト内『管楽器・教育楽器の飛沫可視化実験』に掲載されている。
<実験要旨>
■発音源付近の飛沫の可視化
■飛沫の距離の可視化
■飛沫の左右への広がりの可視化<実験結果>
ヤマハ公式ウェブサイト内「管楽器・教育楽器の飛沫可視化実験」をご参照ください。https://jp.yamaha.com/products/contents/winds/visualization_experiment/<実験実施概要>
■実施日2020年5月30日(土)
■実施場所新日本空調株式会社 東京本社 クリーンブース
■実施概要下記の楽器の演奏および、くしゃみ、発声の際の飛沫を含む空気中の浮遊微粒子を可視化。実験には、新日本空調株式会社の独自技術の微粒子可視化システムを使用。
■使用楽器
エアリード:ソプラノリコーダー、フルート ※フルートは頭部管のみも含む
シングルリード:アルトサクソフォン
リップリード:トランペット ※マウスピースのみも含む
フリーリード:鍵盤ハーモニカ■被験者高校生3名、成人1名
■実験協力新日本空調株式会社
■協力一般社団法人全国楽器協会