今年4月に亡くなったアフロビートの黎明期を支えた名ドラマー、トニー・アレン。彼の生前に撮影されたショート・ドキュメンタリー『The Story of ‘Rejoice’』が公開された。
同映像は、トニー・アレンとヒュー・マセケラ(2018年死去)の共作アルバム『Rejoice』のリリースに合わせ、亡きマセケラに捧げるために制作されたもの。撮影は、今年3月にロンドンの「Church of Sound」でおこなわれた。
今年3月にリリースされた『Rejoice』は、2010年にトニー・アレンとヒュー・マセケラの英国ツアーが偶然重なったことがきっかけで始動したプロジェクト。その後未完のままだったこの音源は、マセケラが死去した2018年まで保存されており、マセケラの遺産管理団体の協力によりレコーディングを再開。2019年夏に完成に至った。