1999年に亡くなった映画監督のスタンリー・キューブリック。彼が自身の口で語った貴重な未公開インタビューを交えたドキュメンタリー『キューブリックが語るキューブリック』が、7月14日(火)にNHK BS1のプログラム『BS世界のドキュメンタリー』で放送される。
“鬼才”と呼ばれ、人前に出ることを嫌ったキューブリック。代表作『時計じかけのオレンジ』(1971年)は英国で上映禁止となり、『シャイニング』(1980年)は劇場を凍りつかせ、『2001年宇宙の旅』(1968年)は“最高のSF”として半世紀後の現代をも魅了する。
自然光を生かした撮影手法や、衣装や舞台装置の“リアルさ”追及の奥義とは何なのか? 本作では、キューブリックと親交のあった映画評論家のミシェル・シマンが秘蔵していた音声をキューブリック財団の監修によって公開。初期から遺作までの名シーンとともに、“完璧主義”で皮肉とユーモアにあふれた映画論が、キューブリック本人の口から語られる。
【番組詳細】
『キューブリックが語るキューブリック』
〈原題:Kubrick by Kubrick(2020年 フランス・ポーランド)〉
放送予定:7月14日(火)[BS1]午前0:00(月曜深夜)
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=24199