7月8日、マイクロソフトは、同社が提供するWeb会議ツール「Teams」の新機能として、参加者が同じ場にいるかのように見せる「Together mode」を発表した。
この機能は、7月から8月にかけて「Teams」に導入される新機能のひとつ。参加者の映像は、ひとつの空間に並べて表示されるため、発言している人に視線を向けると、参加者もその人を見ているように表示される。これによりアイコンタクトや指さすことも可能となり、一体感が生まれやすくなるという。
「Together mode」には、講堂やバーといった映像が用意され、「ラージギャラリービュー」を使えば同じ部屋に最大49人まで入室可能。また、小規模グループに分けられる「バーチャルブレークアウトルーム」も用意される。
同機能は、VR(仮想現実)の概念を広めた科学者として知られるジャロン・ラニアー氏が開発。会議やセミナー、オンライン飲み会などにおける新たな価値の創出のほか、従来のWeb会議における“疲労の一因”とされるグリッドビュー(参加者の映像をタイル状に並べて表示した状態)問題の解決の一助としても期待されている。
With new #MicrosoftTeams features like Together Mode, you’ll be able to create a more engaging, inclusive, and student-centered #HybridLearning environment. Check out updates coming soon: https://t.co/Onc3NvwgFe pic.twitter.com/N7sLeDG5fi
— Microsoft Education (@MicrosoftEDU) July 8, 2020
■Microsoft Teams
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/microsoft-teams/group-chat-software