1959年公開の音楽ドキュメンタリー映画『真夏の夜のジャズ』の４K版が、日本公開60年を記念して８月21日（金）より角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか、全国順次公開される。
本作は、米国最大級の音楽フェス「ニューポート・ジャズ・フェスティバル（1958年）」の模様を中心に捉えたドキュメンタリー作品。1959年の「カンヌ国際映画祭」ではプレミア上映され、その大胆な撮影方法や映像の美しさが世界の映画人に衝撃を与えた。
本編には、20世紀を代表するジャズ・ミュージシャン、ルイ・アームストロングやセロニアス・モンク、ロックの創始者のひとりであるチャック・ベリーなど、伝説的ミュージシャンたちが続々と登場。また、1958年のトップトレンドであった “ジャズを楽しむ観客たちのファッション” も見どころで、映画の約半分を占めるほど大きく映されている。
また、９月末にはデジタルセルの先行配信も予定しており、こちらの詳細は後日発表されるという。
監督は、写真家としても知られるバート・スターン（2013年死去）。映画の撮影当時は若手フォトグラファーとして、おもにファッション誌などで活動。後年、オードリー・ヘップバーンやエリザベス・テイラー、マドンナといったビッグスターたちも数多く撮影し、死去直前のマリリン・モンローを撮影した写真集も大きな反響を呼んだ。
【関連記事】
─ジャズマンのファッション─
映画『真夏の夜のジャズ』に見るアメリカ上流社会のトラッド
【作品詳細】
『真夏の夜のジャズ』４K版
■公開日：８月21日（金）
■会場：角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA
8/21(金)～センチュリーシネマ（名古屋）、ＫＢＣシネマ(福岡)、9/4(金)～シネ・リーブル梅田、10/3(土)ジャック＆ベティほか、以下サツゲキ（札幌）、長野ロキシー(長野）など
■公式ＨＰ：cinemakadokawa.jp/jazz4k/
©️1960-2019 The Bert Stern Trust All Rights Reserved.