米ジャズ界の歌姫、ジャズメイア・ホーンがパンデミック前におこなった最後の公演が、米「NPR」のプログラム『JAZZ NIGHT IN AMERICA』にて公開された。
同公演は、ニューヨークの著名な会場のひとつであるジャズ・アット・リンカーン・センターの中の「The Appel Room」で実施。ホーンは「誰もが得られるチャンスじゃない」と同ステージへの想いをコメントしている。
2013年の「サラ・ヴォーン国際ジャズ・ボーカル・コンペティション」での優勝を機に、その名を知らしめたジャズメイア・ホーン。さらに2015年には、「セロニアス・モンク・インスティテュート国際ジャズ・コンペティション」でも優勝という偉業を達成。
同コンペティションの優勝者にはコンコード・レコードとの契約が約束されており、2017年にはデビュー作『A Social Call』を発表。同作は、2018年の「第60回グラミー賞」の「最優秀ジャズ・ボーカル・アルバム」にノミネートされ、授賞式では故アート・ブレイキーの代表曲「Moanin」(ボビー・ティモンズ作曲)を披露した。
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