「全国興行生活衛生同業組合連合会(以下:全興連)」は、映画館における空気の流れを「可視化」。その映像『映画館における換気実証実験』が公開された。
映画興行は、新型コロナの感染拡大防止の対策として、感染症対策専門家会議に基づいた独自のガイドラインを実施。しかし、アンケート調査では「映画館が危ないと感じる理由」に換気に対する疑念が多くあった。
これを受け、全興連は今回の動画を制作。専門家の指導のもと、映画館内での空気の流れを「可視化」する実験をおこなった。
実験では、映画館内(客席数352席)にスモークを充満させ、スモークが完全に消えるまで何分かかるかを検証。噴射開始後、場内に充満したスモークはスクリーン下の排気口から徐々に排出され、実験開始から20分後にはほぼ全てのスモークが消え新しい空気に入れ変わる結果となり、映画館内がしっかり換気されていることが証明されたという。
この動画は、『映画館に行こう!2020』キャンペーンのウェブサイトなどで公開。ウェブサイトのほか、TwitterやInstagramでも情報を発信している。
『映画館に行こう!2020』ウェブサイト
https://gotoeigakan.jp/