ソーシャル・ディスタンス設計の音楽会場が初オープン　初演で2500人を動員

英国のニューカッスルにソーシャル・ディスタンスを確保した初の音楽会場がオープン。８月11日に開催された第１弾コンサートでは、2500人を動員した。

「Virgin Money Unity Arena」と呼ばれるこの会場には、それぞれ２メートルの距離を確保した500のスペースが設けられ、１台につき５人を収容。観客は、入退場やトイレ時など、スペースを離れる際はマスクの着用が義務付けられ、フードやドリンクは列を作らないよう予約制になっていたという。

この日のヘッドライナーを務めた、英シンガーソングライターのサム・フェンダーは、今回のイベント前におこなわれたBBCのインタビューに対し、次のように答えている。

「モッシュ・ピット（観客が激しく踊る場所）が無いのは寂しい。けど、彼らは来る。来場が再び許されれば、最終的に彼らは戻ってくるよ。僕らの地域で、これをリードできることは素晴らしいことだよ。うまくいけば、僕らはパンデミック時代の開拓者になるかもしれない。今までのライブとは違うかもしれないけど、僕たちにできることをやるしかない」

■Virgin Money Unity Arena
https://virginmoneyunityarena.com/