シンガーソングライターの竹内アンナが、シティ・ポップの基本からマニアックなところまでを学ぶYouTube動画『スクール・オブ・シティ・ポップ』。その全3回が公開された。
この映像は、シティポップに特化したアナログイベント『CITY POP on VINYL 2020』に合わせ、FMヨコハマ「otonanoラジオ」の協力によって制作/公開された動画シリーズ。映像では、竹内アンナが「otonanoラジオ」のMCで音楽評論家の萩原健太からシティポップを学ぶ内容となっている。
第1回は、現在“シティポップ”と呼ばれている当時の音楽や時代背景を考察。先駆的存在だったキャラメル・ママ/ティン・パン・アレーの功績に触れながら、吉田美奈子や小坂忠、佐藤博、山下達郎などについても言及。
第2回では、細野晴臣や大瀧詠一らによる「はっぴいえんど」に触れながら、「YMO」など“海外から見た日本の視点”を取り入れた細野の取り組み。「シュガー・ベイブ」時代から、大貫妙子が日本音楽界にもたらした功績などが語られている。
第3回では、矢野顕子のソロ・デビュー作『Japanese Girl』や『オーエスオーエス』から紐解く彼女の音楽性、時代に新たな局面をもたらした佐野元春のデビュー作『BACK TO THE STREET』などに言及。映像終盤には、竹内アンナのファースト・アルバム『MATOUSIC』も紹介されている。
■FMヨコハマ「otonanoラジオ」
竹内アンナの「スクール・オブ・シティ・ポップ」
https://www.110107.com/s/oto/page/CITYPOPonVINYL?ima=5759