9月18日(金)から全国で順次劇場公開される、音楽レーベル「モータウン(Motown)」のドキュメンタリー映画『メイキング・オブ・モータウン』。本編から、マイケル・ジャクソン(当時9歳)を中心としたジャクソン5が、モータウン・レコードのオーディションを受けたときの映像の一部が公開された。
1968年、マイケル・ジャクソンを中心としたジャクソン5は、モータウンのオーディションを受けていた。彼らのダンス・歌唱・演奏を見たスモーキー・ロビンソンは「何だこりゃ」と漏らしてしまうほどの衝撃を受けたという。
モータウンの彼らへの期待は大きく、スプリームスやテンプテーションズのマネジメントを手掛けていたシェリー・バーガーをマネジャーに就任させ、“ダイアナ・ロスのイチ押しアーティスト” として売り出した。レーベル創設者のベリー・ゴーディは後年「モータウンという組立ラインから生まれた最後のビッグスター」と語るほど、ジャクソン5は大きな存在となった。
映画本編では、オーディション映像のほか、ライブシーンやバックヤードでの姿、ジャクソンズのジャーメイン・ジャクソン&マーロン・ジャクソン、ジャッキー・ジャクソン、テイト・ジャクソンの撮り下ろしインタビューも挿入される。
また、ベリー・ゴーディによる“テレビを利用したメディア戦略”の一環で制作されたアニメ番組「それいけ!ジャクソン・ファイブ」(原題:The Jackson 5)などの、貴重映像も映し出されるという。
【作品詳細】
『メイキング・オブ・モータウン』
9月18日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷」ほか、全国で順次公開
■監督:ベンジャミン・ターナー、ゲイブ・ターナー
■出演:ベリー・ゴーディ、スモーキー・ロビンソン
■配給:ショウゲート
2019年/カラー/5.1ch/アメリカ、イギリス/ビスタ/112分/原題:Hitsville: The Making of Motown/字幕翻訳:石田泰子/監修:林剛
http://makingofmotown.com/