9月10日、アメリカレコード協会(RIAA)は、2020年上半期の売上報告を発表。それによると、アナログレコードの売り上げが、1980年代からの30〜40年で初めてCDセールスを上回ったという。
米国における2020年上半期のフィジカル(CDやレコードを含む)全体の売り上げは3億7600万ドル(約400億円)。そのうちの62%がアナログレコードで、売上額は1億3210万ドル(約246億円)。CDの売上額は1億2990万ドル(約138億円)となっている。
調査結果では、デジタルダウンロードの収益3億5100万ドル(約372億円)とフィジカルの収益3億7600万ドル(約400億円)が、広告付きのストリーミング・サービスの4億2100万ドル(446億円)の収益を下回ったことにも言及している。
■RIAAの収益統計レポート
https://www.riaa.com/wp-content/uploads/2020/09/Mid-Year-2020-RIAA-Revenue-Statistics.pdf