米『ローリング・ストーン』誌が選ぶ「歴代最高のアルバム(The 500 Greatest Albums of All Time)」が、今年9月に更新された。1位に選出されたのは、マーヴィン・ゲイの1971年のアルバム『ホワッツ・ゴーイン・オン(What’s going on)』。
2003年にスタートした「歴代最高のアルバム」は、2012年に若干の変更があったものの、基本的には更新されなていなかった。今回は、300名を超えるアーティスト、プロデューサー、評論家、音楽業界人からの意見をもとに更新されているという。
これまでトップだったのはザ・ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band)』(1967年)で、『ホワッツ・ゴーイン・オン』は、2003年時点では500タイトルの中にすら選ばれていなかったという。
なおトップ10には、スティーヴィー・ワンダーの『キー・オブ・ライフ(Songs in the Key of Life)』(4位)、ザ・ビートルズの 『アビイ・ロード(Abbey Road)』(5位)、ニルヴァーナの『ネヴァーマインド(Nevermind)』(6位)、ローリン・ヒルの『ミスエデュケーション(The Miseducation of Lauryn Hill)』(10位)などが選出されている。
「The 500 Greatest Albums of All Time」の全リストは、以下のリンクから閲覧可能。また、Spotifyでは、ファンが作成したと思われる『Rolling Stone 500 Greatest Albums of All Time(2020)』と題したプレイリストが公開されている。
■The 500 Greatest Albums of All Time(『ローリング・ストーン』誌より)
https://www.rollingstone.com/music/music-lists/best-albums-of-all-time-1062063/the-ronettes-presenting-the-fabulous-ronettes-2-1062739/
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