2016年に死去したデヴィッド・ボウイの伝記映画『Stardust』が、ローマ国際映画祭でプレミア上映されることがわかった。
デヴィッド・ボウイの代表作のひとつ『ジギー・スターダスト(The Rise and Fall of Ziggy Stardust and The Spiders from Mar)』 に因んだ名を冠した本作は、1971年に初めてアメリカを訪れたときのデヴィッド・ボウイを描いた映画。この訪米を機に、ボウイは「ジギー・スターダスト」という、もうひとつの人格を生み出したと言われている。
「ジギー・スターダスト」とは、ボウイが生み出した“異星から来た架空のロックスター”。1972年には、ジギーの成功から没落までをテーマに描いたアルバム『ジギー・スターダスト』が発表されている。
今年4月には、第19回トライベッカ映画祭にて同作のプレミア上映が予定されていたが、映画祭は新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期。4月15日にオンラインに切り替えて上映された。また同月には、本作の本編クリップが公開されている。デヴィッド・ボウイ役は、英俳優のジョニー・フリン。